【海の安全情報】勧告:第一警戒体制及び錨泊自粛(京浜港横浜・川崎区)
2025/03/05 17:00:00
強風に伴い、令和7年3月6日09:00(日本時間)をもって、京浜港横浜・川崎区に第一警戒体制(準備体制及び走錨対策強化)及び錨泊自粛を勧告します。〇第一警戒体制(準備体制及び走錨対策強化) 1.在港船舶は荒天準備をなし、必要に応じて直ちに運航できるよう準備すること。2.荷役中止基準を厳守すること。また、荷役中の船舶は天候急変に備え、荷役を中止できるように準備すること。3.在港錨泊船は、VHF16chを継続聴守するとともに、船橋当直の増員配置、錨鎖の適切な伸出量の確保、AISの作動維持、要すれば機関のスタンバイ等を行い、厳重な走錨海難防止対策を講じること。4.特に走錨対策強化海域(注)の錨泊船は、走錨による事故が多く発生している海域であることを踏まえ、前記3項目の走錨海難防止対策を徹底し、走錨の早期検知及び早期解消に努めるとともに、要すれば機関及びスラスタを起動し、当該バース等への衝突を防止すること。5.在港係留船舶は、各岸壁の避難基準に従い対応し、荒天のため出港不可となる状況を避けるため、余裕を持った行動をとること。6.万一に備え、タグボートの手配ができるよう連絡体制を確立すること。〇錨泊自粛 1.高乾舷船(カーフェリー、コンテナ船、自動車運搬船等)及び積荷積載率10パーセント以下の船舶にあっては、走錨対策強化海域(注)内に錨泊しないこと。2.走錨対策強化海域(注)内に錨泊中の高乾舷船(カーフェリー、コンテナ船、自動車運搬船等)及び積荷積載率10パーセント以下の船舶にあっては、直ちに同海域を出域すること。令和7年3月5日17:00京浜港長(参照:三管区地域航行警報 番号85 3月5日17:30発表)■対象海域京浜港横浜区・川崎区